日本国国旗

在コスタリカ日本国大使館

Embajada del Japón en Costa Rica

文字サイズ変更

コスタリカ豆知識

   

エコ・ツーリズムの国

   コスタリカは米映画「ジュラシック・パーク」の舞台に取り上げられた国として有名で、地球上の全動植物種の約4%が生息すると言われる肥沃な自然環境を有しています。蝶類及び鳥類の豊富さはもとより、ウミガメの世界的産卵地としても有名です。手塚治虫氏の「火の鳥」のモデルとなったケツァール、色とりどりの嘴を持つトゥカンなど、熱帯国ならではの鳥類を観察することができます。 こうした事情もあって、コスタリカはエコ・ツーリズムの開発に熱心で、また国土の約四分の一が保護区に指定されているなど、環境保護に積極的に取り組んでいます。



国民的スポーツ:サッカー

   コスタリカ人はサッカーに熱狂的な関心を持っていて、いつ何処の広場でもサッカーに熱中している人たちの姿を見ることができます。現プロリーグは、1部12チーム、2部22チームで構成され、毎週2回各地で試合が行われています。また、当国のナショナルチームは2014年ブラジル・ワールドカップにおいてベスト8に輝くなど、高い実力を誇っています。
   なお、2014年3~4月には、女子U-17ワールドカップがコスタリカで開催され、日本代表が見事に優勝しています。2015年には、6月の国際サッカー大会「U-16インターナショナルドリームカップ2015」(於:大阪)及び7月の「U-22日本代表対コスタリカ代表親善試合」(於:仙台)に参加するため、U-16・U-22のコスタリカチームが訪日しました。また、2017年4月には、日本女子代表チーム(なだしこジャパン)との「熊本地震復興支援親善試合(於:熊本)」のため、コスタリカ女子代表チームが日しました。



最良のコーヒー産出国と上質な木工製品

   コスタリカは中南米の中でも良質のコーヒーを算出し、タラスやドタなどのロス・サントス地方(サンホセ県)、パルマーレス地方(太平洋岸中部)を中心とした地域が生産の中心地となっています。日本でのグルメコーヒー・ブームにより、対日コーヒー輸出は着実に伸びており、対日輸出品目(金額ベース)第2位となっています。なお、エスキベル現駐日コスタリカ大使はコーヒー輸出協会事務局長を務めていました。
   また、上質な木工民芸品として製造・販売されています。主にサルチー(アラフエラ県)を中心に木工技術を活かして上質な家具等の製造も行われており、かつて「カレータ」と呼ばれた、コーヒーを運搬するために使われた荷車などが有名です。



コスタリカは火山国

   コスタリカには多数の火山があり、自然保護区に指定されています。中米の背骨を成すシエラ・マドレ山脈がグアナカステ、セントラル及びタマランカなどの山系となって北西より南東に向かい縦走し、国の中央部には標高1,000メートル強、面積9,000平方キロにおよぶ高原台地が形成されています。
   中でもポアス火山は直径1.5kmに及ぶ巨大クレーターを持つことで有名である。また、イラス火山は1963年と64年に大噴火した。2000年に大噴火したアレナル火山は、現在も小規模な火山活動を続けており、火山活動を目の当たりにすることの出来る観光スポットとしても賑わっています。



進んだ民主主義と「コスタリカ方式」

   コスタリカ国会は一院制で、比例の代表により57名の議員が選出されます。また、議員の連続再選が禁止されています。日本で用いられている「コスタリカ方式」(衆議院の同一小選挙区で同政党の候補が話し合い、一人が小選挙区、他が比例代表に立候補し、次の総選挙では交代し、小選挙区での出馬を交互に譲り合う方式)の名称は、国会議員の連続再選を禁止したコスタリカの選挙制度をヒントに付けられたとされています。



アリアス大統領、ノーベル平和賞を受賞

   1987年8月7日の中米首脳会議では、オスカル・アリアス大統領(当時)提案を基礎とする「中米における確固たる恒久的和平確立のための手順」(グァテマラ和平合意)が署名され、中米和平が新たな段階に入りました。同大統領はこの功績を認められ、同年10月、中米の大統領として初めてノーベル平和賞を受賞しました。受賞伝達式で同大統領は、コスタリカ国民全体の栄誉として受賞する旨コメントをしています。
   なお、同大統領は、ノーベル平和賞の賞金34万ドルを基に、1988年、「平和と人類の進歩のためのアリアス基金」(アリアス大統領夫人が理事長を務める)を設立しました。同基金には、我が国よりも、1989年3月に2千万円を拠出した実績があります。



日本式地上デジタルテレビ放送

   コスタリカ政府は2010年5月、地上デジタルテレビ放送方式の規格として、中米で初めて日本方式の採用を決定しました。2017年12月までにアナログ放送の停止を予定しており、日本からも専門家を送るなど地デジ移行支援を行っています。



コスタリカは世界一幸福な国

   コスタリカは、世界一幸福な国として知られる国です。2009年の幸福指数を基準にした調査(NYタイムズ)では、コスタリカは、10点満点中の8.5点を獲得し世界148カ国中トップ、次いでデンマークが2位、日本は7.4点で75位でした。また、平均寿命と幸福指数を組み合わせた調査でもコスタリカは調査対象国中トップだった。更に、New Economics Foundationが実施した幸福指数、平均寿命及び温室ガス排出等の環境指数も組み合わせた調査においても、コスタリカはトップで、2位がドミニカ共和国、米国は124位です。その住みやすさ故、コスタリカには、リタイアした欧米人が数多く居住しています。
   コスタリカ人の幸福度は、美しい海岸や大自然に恵まれた国土を持ち、多様な動植物が生息し、温暖な気候に恵まれているという自然条件の他に、軍隊がないことに代表される牧歌的な国民性、強い家族の絆、比較的整った社会福祉等に由来すると見られています。このような国民性を良く表す言葉としてプーラ・ビーダ(Pura Vida)があります。挨拶他いろいろな状況で、老若男女が広く使用されている表現で、コスタリカで最も耳にする言葉の一つです。意味としては、「元気ですよ」「全て順調ですよ」「OK!」など幅広く、コスタリカ人同士で、出会いや別れの挨拶の際に良く使われています。言葉の起源は不明ですが、1956年にメキシコ映画の「プーラ・ビーダ」がコスタリカで大ヒットしてから、この言葉がコスタリカ中に広く浸透していったと言われています。