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野村萬斎コスタリカ狂言公演が大盛況のうちに終了


狂言公演


     日本の伝統芸能界におけるスーパースター野村萬斎さんをお招きし、国立劇場において8月23日(火)及び24日(水)の日程で開催した狂言公演はお陰様で大盛況のうちに終了しました。

    狂言公演の舞台となった国立劇場は、さながら日本の能・狂言の舞台をそのまま持ってきたのではないかと思うほど素晴らしい舞台でした。

     舞台では、野村萬斎さんをはじめ「万作の会」の狂言師の皆さんによって狂言の演目「棒縛り」「くさびら」が演じられました。

    狂言はその演じるところの中心は滑稽さ、愉快さにあり、無邪気な笑いを中心とした一般庶民の芸能として発展し、芸術の域に達したものです。今回観劇をされた多数のコスタリカの皆さんにも楽しんで頂き、会場は笑いの渦でいっぱいでした。

狂言公演

    また「くさびら」に特別出演したコスタリカ人俳優に対しても、温かい拍手が贈られました。彼らは本狂言公演に先立ち実施された、深田氏による狂言ワークショップ参加者の中から選抜されました。

    野村萬斎さんは、この狂言の演目を演じられている最中も、コスタリカの皆さんの大きな反響と劇場の空気がどよめく高揚感をライブで感じ、思わず普段以上に熱が入り、非常に良い演技が出来たと感動しておられました。


狂言公演

    そして野村萬斎さんから「コスタリカのみならず中南米ではじめての公演であったが、こんなにも多くの方々が狂言を理解して頂き、また、楽しんで頂いたことに嬉しく思う。コスタリカの皆さんから本当に大きな感動を頂き感謝の気持ちでいっぱいです。機会があれば是非もう一度コスタリカに訪れたい。」と述べておられました。

    今回の狂言公演の成功は、私たち日本大使館にとっても非常に大きな喜びです。この公演の開催に尽力されたフレッド・エレーラ国立劇場代表をはじめ、コスタリカの皆様に改めて御礼申し上げます。

    日本大使館は今後も様々な文化交流事業を実施して参りますので、コスタリカの皆様には引き続き、ご支援とご協力を宜しくお願い致します。




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