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水彩画展COSTACUARELA 2015における書道デモンストレーション
2015年11月25日(水)、サンホセ市内の子供博物館(Museo de los niños)にて開催中のコスタリカ水彩画協会主催の水彩画展「COSTACUARELA 2015」で、同協会のお招きにより書道デモンストレーションを行いました。
このデモンストレーションは、現在、コスタリカに留学中で日本大使館のインターンでもある瀬田恭平氏により行われましたが、瀬田氏は書道6段の実力を有し、今までにも国立劇場での文化事業や、ナショナル大学文化週間等でもその腕前を披露しています。
瀬田氏は、はじめに書道の歴史と書道具を紹介。6世紀から7世紀にかけて中国から日本に伝えられて以来、独特の発展を重ね、日本人に愛され続ける書道の魅力を語りました。
その後、まずキャンパス(50cm×100cm)に、「花鳥風月」という文字を認めました。これは日本の風物、美しい自然を観賞する風雅な心や遊びを表す四字熟語です。
続いて、2m×3mの特大キャンバスに、長さ1mのモップ筆を用いて、水彩画展に相応しい漢字「彩」を書き上げました。
来場者の多くは、初めて書道のパーフォーマンスを見る方々であり、大変喜んで頂きました。コスタリカ水彩画協会のフアン・カルロス・カマチョ会長からは「日本の大切な文化の一つである書道を、間近で拝見できて大変嬉しい。水彩画にも大きく通じるものがある。」とのお言葉を頂きました。
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カマチョ・コスタリカ水彩画協会会長挨拶 | 瀬田恭平氏による「花鳥風月」の書 | |
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来場者と共に記念撮影 | 特大キャンパスに認めた「彩」 |