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国立劇場における書道デモンストレーション



   2015年8月27日(木)、フレッド・エレーラ国立劇場館長の招きにより、書道のデモンストレーションを開催しました。

   このデモンストレーションでは、日本の埼玉県出身で、現在国立コスタリカ大学に留学中の瀬田恭平さんに協力して頂きました。瀬田さんは、書道では、漢字6段、ひらがな4段の腕前を持つ書道家です。

   このデモンストレーションで瀬田さんは、「桜梅桃李(おうばいとうり)」という書をしたためましたが、この言葉は今からおよそ760年前の鎌倉時代の文化人である橘 成季(たちばな の なりすえ)が編纂した著書「古今著聞集(ここんちょもんじゅう)に記されており、その意味は、いずれも独自の美しい花を咲かせることから、桜は桜の、梅は梅の、桃は桃の、李は李の特徴(個性)を改めることなく、生かしていくとの大切さを説いた言葉です。

   この書は瀬田さんからエレーラ館長に贈られました。同館長からは、「コスタリカを代表する文化の殿堂といえる国立劇場に相応しい書を頂いて大変嬉しく思う。贈られた書は日本と国立劇場との友好の象徴として、国立劇場に飾らして頂きたい。」と述べました。



(瀬田さんとエレーラ国立劇場館長) (瀬田さんが書かれた「桜梅桃李」)
(瀬田さんとエレーラ国立劇場館長) (瀬田さんが書かれた「桜梅桃李」)



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