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日本映画祭


    国際交流基金及びマガリー映画館の協力の元、日本映画祭が開催されました。同映画館において、コスタリカでは見る機会のない選りすぐりの映画(三隅研次監督映画及びアニメ映画)が上映されました。



2月27日6:30pm 雲の向こう、約束の場所(原作・脚本・監督:新海誠,2004年、アニメ、91分)


    日本が南北に分断された、もう一つの戦後の世界。米軍統治下の青森の少年・藤沢浩紀と白川拓也は、同級生の沢渡佐由理にあこがれていた。彼らの瞳が見つめる先は彼女と、そしてもう一つ。津軽海峡を走る国境線の向こう側にそびえる、謎の巨大な「塔」。

    その後離れ離れになった3人だが、ヒロキは偶然、サユリがあの夏からずっと原因不明の病により、眠り続けたままなのだということを知り、タクヤに協力を求めるヒロキ。そしてサユリの目を覚まそうとする二人は、思いもかけず「塔」とこの世界の秘密に近づいていくことになる。


雲の向こう、約束の場所の画像   雲の向こう、約束の場所の画像
(c)Makoto Shinkai/CoMix Wave Films



3月1日 5:45pm  斬る(三隅研次監督、1962年、ドラマ、71分)


   高倉信吾は小諸藩士である高倉信右衛門を養父に持つ天才剣士。信吾は後に自分の出生の秘密を知り、悲劇の運命をたどっていく。


斬るの画像   斬るの画像
(c)1962 Kadokawa Pictures



3月2日 2:30pm  Coo 遠い海から来たクー(今沢哲男監督、1993年、アニメ、116分)


   南太平洋、フィジーのパゴパゴ島で海洋生物学者の父・小畑徹郎と暮らす12歳の少年・洋介は、明くる朝50センチほどの大きさの生物を発見し、Coo(クー)という名前をつける。洋介と徹郎は、Cooを育てていくうちに、Cooが6500万年もの間を生き残った水棲爬虫類プレシオザウルスの子供であることを確信する。

   Cooを殺す目的でフランス軍が島に到着。Cooを助けようとする日系アメリカ人も二人の前に現れるが…。


Coo 遠い海から来たクーの画像   Coo 遠い海から来たクーの画像



3月3日 2:30pm  ガラスのうさぎ(四分一節子監督、2005年、アニメ、84分)


   太平洋戦争末期、東京下町に住む12歳の少女敏子は、東京大空襲に巻き込まれ大好きな母2人の妹たちを同時に失ってしまう。焼け跡から、空襲の猛火で形の変わってしまったガラスのうさぎを掘り出した敏子は、戦争の恐ろしさを目の当たりにする。更に疎開の途中、駅で米軍機の機銃掃射を受けて、父までも亡くなってしまう。

   数日のうちに家族をすべて失い、たったひとりぼっちになってしまった敏子は、絶望の果てに死を見つめて深夜の海辺をさまよう。しかし、「私が死んだら、お父さん、お母さん、妹たちのお墓参りは誰がするの。私は生きなければ…」と、孤独と悲しみの中で、懸命に心を奮い立たせる。


ガラスのうさぎの画像   ガラスのうさぎの画像
(c)GOGO VISUAL PLANNING, CO.,LTD



3月4日 5:45pm  なみだ川(三隅研次監督、1967年、ドラマ、79分)


   嘉永年間。江戸日本橋はせがわ町におしず、おたかの姉妹がいた。二人は神経を病んで仕事を休んでいる父新七に代って、一家の生計を支えていた。ある日おたかに友吉との縁談が持ち上がったが、彼女は姉よりも先に嫁ぐのが心苦しく話を断った。だがおしずは、自分にも好きな人があって近いうちに祝言を上げるからと、縁談をまとめたのである。おたかは喜びながらも、姉の結婚話は嘘に違いないと胸を痛めるのだった。おたかは姉が好きな人だという貞二郎に会い、おしずに会ってもらうよう熱心に頼み込む。試しにと、おしずに会った貞二郎は、彼女の性格に心がなごむ思いを抱くが…。


なみだ川の画像   なみだ川の画像
(c)1967 Kadokawa Pictures



3月5日5:45pm 四谷怪談(三隅研次監督、1959年、ホラー、84分)


   小普請組民谷伊右衛門は内職でやっと生活していたが、ある日悪旗本にからまれた武家娘お梅と乳母を救った。伊右衛門の悪友秋山は、何とかお梅と伊右衛門を結婚させようとし、伊右衛門の妻お岩は、だまされて毒を飲まされた後、事故で刀が刺さって死亡する。その後伊右衛門はお梅と式を挙げるが、その晩お梅の顔がお岩のそれに見え、伊右衛門は思わず斬りつけた。


四谷怪談の画像              四谷怪談の画像
(c)1959 Kadokawa Pictures
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