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第1回日本大使杯柔道大会の開催



(篠原大使による開会式挨拶) (73kg級男子表彰式)
(篠原大使による開会式挨拶) (73kg級男子表彰式)


    2月20日(土)~21日(日)、コスタリカ柔道連盟は、日本大使館の協力を得て、第1回日本大使杯柔道大会を開催しました。この大会は、日本の伝統武道の一つである柔道のコスタリカにおける普及、発展並びに柔道技法の向上を図りながら、スポーツを通じて日本とコスタリカ両国の友好親善に貢献すると共に、コスタリカの柔道選手が2020年に開催を予定している東京オリンピック・パラリンピックに出場し、メダルを獲得することを目指すための修練の場の一つとして開催したものです。

    本大会には全国に所在する24の道場から、492名もの柔道家が集い、柔道の技を競いました。また、本大会には今年8月にブラジルで開催されるリオ・オリンピック・パラリンピックへの出場が内定しているコスタリカ代表選手をはじめ、5歳から50歳代まで幅広い層の男女柔道家が出場するなど非常に大きな大会となりました。

    また、本大会の開会式では、昨年11月に全日本柔道連盟及びNPO法人柔道教育ソリダリティーの協力により、コスタリカ柔道連盟に寄贈されたリサイクル柔道畳(100畳)の寄贈式も行われ、柔道を通じた日本とコスタリカの深い絆を感じることが出来ました。

     開会式では、篠原大使から「第1回日本大使杯柔道大会及び全日本柔道連盟とNPO法人柔道教育ソリダリティーによるリサイクル柔道畳(100畳)の寄贈式を開催することが出来大変光栄に思います。NPO法人柔道教育ソリダリティーは、皆さんもご存じのロサンゼルス・オリンピック金メダリストの山下泰裕さんが理事長を務め、広く世界で柔道が普及、発展することを願い、柔道着や畳の寄贈等を行っています。多くの日本人は、柔道は精神鍛錬に有用と考えており、コスタリカの柔道家の皆さんも是非柔道を通して精神を鍛えいただきたいと考えます。そして、黒帯を取ることやオリンピックに出場するなど、皆さんのそれぞれの目標や夢に向かってがんばっていただくことを期待しています。」旨述べました。

     ドゥドリー・ロペス・コスタリカ柔道連盟会長から、「この日本大使杯柔道大会には、全国から492人が参加しています。全県にある計24の道場に所属する柔道家たちが集いました。日本大使館のコスタリカ柔道への支援・協力にはお礼を言い尽くせないほど感謝しています。コスタリカの柔道家一同、心からお礼を申し上げる。我々は、日本に山下康裕さんという恩人を持ち、コスタリカには篠原大使という恩人がいます。今日の大会には、昨年寄贈して頂いた柔道着を着て、子どもたちは大会に出ています。また、今回寄贈された畳は、コスタリカ選抜チームの練習場であるサバナ第一体育館の道場で使用します。日本政府と篠原大使に改めて感謝申しあげます。」旨述べました。

    2日間にわたり開催された本柔道大会は、柔道家達の熱き思いと溢れるエネルギーで熱戦が繰り広げられ、大盛況のうちに終了しました。成績優秀な道場に授与される日本大使杯は、アラフエラ道場、サンフランシスコ道場及びサンペドロ道場ににそれぞれ贈られました。



5歳の柔道家の試合ぶり 活気溢れる女子柔道家 コスタリカ代表選手の試合
(5歳の柔道家の試合ぶり) (活気溢れる女子柔道家) (コスタリカ代表選手の試合)





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