文化・広報イベント紹介 | 日本語教育 | スポーツ関連 | 留学関連 | 姉妹都市関連



タリク・ソト・コスタリカ体操協会代表選手の訪日



    7月30日、公益財団法人日本体操協会の招きにより、8月3日から1ヶ月間の日程で、日本のナショナル・トレーニング・センターで体操の強化合宿等を行う予定のコスタリカ体操連盟のタリク・ソト選手が、カルロス・カルボネル・コーチ及びロレナ・ヴィジャレアル会長とともに、篠原大使を表敬訪問しました。

    タリク・ソト選手は、先般、カナダ・トロントで開催されたパン・アメリカン・スポーツ競技大会にコスタリカ代表として出場したコスタリカ体操界のホープであり、来年リオで開催される第31回オリンピック競技大会、2020年に東京で開催される第32回オリンピック競技大会でメダルの獲得が期待されている逸材です。

    篠原大使は、「今回の日本での強化合宿では、世界最高の水準にある日本の体操選手と練習を共にすることで、よりレベルの高い体操技術を修得・研鑽することもさることながら、同世代の日本の体操選手との友情を育み、切磋琢磨できる関係を構築しつつ、共に2020年東京オリンピックへの出場を目指して欲しい。また、日本での強化合宿で修得した体操の技術や精神をコスタリカに持ち帰り、他のコスタリカの体操選手とも共有しながらコスタリカの体操界のさらなる発展に寄与して欲しい。」と激励しました。

    タリク選手は、「日本で強化合宿をすることは、自分の長年の夢であり、これが実現できたことに深く感謝している。自分の目標はロンドンオリンピックの個人総合の金メダリストである内村航平選手であり、その目標に向かって日本体操界のスタイルでもある美しい体操を目指して精進していきたい。また、自分は精神面の強化の必要性を感じており、今回の強化合宿で自分自身の人格形成にも励みたい。篠原大使からもお話し頂いたが、日本で修得した体操技術をコスタリカの体操の仲間と共有しながら、共にコスタリカの体操界、ひいてはコスタリカのスポーツ界に貢献したいと思う。」との力強いメッセージがありました。

    ヴィジャレアル・コスタリカ体操連盟会長からは、「タリク選手は4歳の時から一所懸命に体操に取り組み、今ではコスタリカを代表する体操選手に成長した。その不屈の精神とたゆまぬ努力は、体操選手を目指す若者の見本としてコスタリカ体操界でも高く評価されている。今回、そのタリク選手の夢でもある日本での強化合宿の実現に多大に尽力して頂いた篠原大使と日本体操協会に深く感謝申し上げる。これまで日本政府と日本のスポーツ界からは、コスタリカ体操協会のみならず様々なスポーツ分野で貢献して頂いており、ここに改めてコスタリカ・スポーツ界を代表して感謝申し上げる。」との謝意が述べられました。



左からLorena Villarealコスタリカ体操連盟会長、Carlos Carbonellコーチ、Tarik Soto選手、篠原大使
(左からLorena Villarealコスタリカ体操連盟会長、Carlos Carbonellコーチ、Tarik Soto選手、篠原大使)



トップへトップへ