岩澤治雄氏の平成28年度外務大臣表彰受賞
7月13日、当国で「青年海外協力隊の父」と親しまれている岩澤治雄氏が、外務大臣表彰を受賞されることが発表されました。
外務大臣表彰は、国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な功績をしている方の中で特に顕著な功績のあった個人、及び団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。
岩澤治雄氏は、1966年から3年間、初代青年海外協力隊員としてフィリピンのルソン島で、果樹栽培の協力に従事した経験を持ち、1972年に仕事で当国に赴任して以降は、当国に派遣された青年海外協力隊員の良き先輩、草の根サポーターとして、その活動を支えてきました。当国において40年以上の歴史を持つ海外青年協力隊は、関係者のみならず一般国民からも高い評価を受けており、日・コスタリカの良好な二国間関係を築いた大きな要因の一つとなっていますが、その背景には同氏の活動のような地道なサポートがありました。また、岩澤氏はコスタリカ政府の農業関係研究所において、病害虫対策について技術指導する等、コスタリカにおける農業分野での能力形成に尽力してきました。
平成28年度の全受賞者に関してはこちら(外務省HP)をご覧ください。
-表彰伝達式(2016年12月9日)