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2010年草の根無償・人間の安全保障資金協力



「ルソン避難所建設計画」引渡式


   2010年12月21日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「ルソン避難所建設計画」の引渡式が完成した避難所において開催されました。同式典には、ラウソン・マティナ市長、ロハス同地域開発協会会長、地域住民約250名が出席しました。当館から渡部書記官が出席し、市長、地域開発協会会長とともにテープカットを行いました。マティナ市には多くの河川があり、毎年雨期になると河川氾濫が氾濫しているため、同地域の住民が避難できる場所を確保し、防災に関する研修、地域の集会の場を提供する施設として、マティナ市の中でも被害を受けないバターン地区ルソンに避難所を建設する計画に協力したものです。


(写真)ルソン避難所


「エル・ポルベニール橋梁建設計画」引渡式


   2010年12月17日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「エル・ポルベニール橋梁建設計画」の引渡式が完成した橋梁前において開催されました。同式典には、エスピノサ・ウパラ市長、ボスコ国会議員、公共事業運輸省地域代表、ウパラ市役所職員、地域住民約300名が出席しました。当館から渡部書記官が出席し、ウパラ市長、国会議員等とともにテープカットを行いました。

   本件は、コスタリカ北部のエル・ポルベニール地区への唯一のアクセス手段である木製の吊り橋が老朽化していたため、コスタリカ政府、ウパラ市と共同出資により橋の建設を実現したもので、同地区で生産された農産品の大型車両による搬送、緊急車両の往来が可能となり、約5,000人の地域住民の生活が改善されます。 


(写真)引渡式


「L.D.ティノコ小学校図書館再建計画」引渡式


   2010年12月10日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「L.D.ティノコ小学校図書館再建計画」の引渡式が同小学校で開催されました。同式典には、メサ同小学校校長、ゴンサレス教育省の地域代表、同行生徒、地域住民約250名が出席しました。当館から古川書記官が出席し、メサ校長とともにテープカットを行いました。本件は、2000年に日本の協力により建設した同校の図書館が、2010年1月の大地震により倒壊したため、再建に協力したものです。


(写真)L.D.ティノコ小学校図書館


「国立こども病院臨床検査棟改善計画」署名式


   2010年12月7日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「国立こども病院臨床検査棟改善計画」の署名式が同病院において開催されました。アビラ厚生大臣、エルナンデス医院長他、病院関係者が同席し、後藤臨時代理大使、カストロ国立こども病院開発財団会長との間で、約980万円の協力を実施する署名を行いました。同病院は国内唯一の小児専門病院であり、他の国立病院の臨床検査も実施していますが、患者数の増加に伴い、臨床検査施設の拡張・医療機器の整備が必要となっています。今般の協力により、同病院の医療環境が整備され、医療サービスの迅速化が図られます。


(写真)引渡式


「マノス・アビエルタス理学療法センター建設計画」引渡式


   2010年5月20日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「マノス・アビエルタス理学療法センター建設計画」の引渡式が、オガール・マノス・アビエルタス基金のマルレーネ・ロドリゲス会長、ジェフリー・レイトン国家リハビリテーション特殊教育審議会(CONAREE)理事会長代理、山口大使の出席の下、建設された理学療法センターにおいて開催されました。本案件の供与額は9,983,772円で、同基金は身寄りのない障害者のための施設の運営・管理をしており、同基金の管理するアラフエラ市の敷地内に、理学療法センターが建設されるとともに、理学・作業療法器材が整備されました。


(写真)建設された理学療法センター


「ポアシート中学校体育館建設計画」引渡式


   2010年4月22日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「ポアシート中学校体育館建設計画」の引渡式が、アリアス大統領、ガルニエル教育大臣、山口大使の出席の下開催されました。本案件の供与額は9,460,550円で、2009年1月の大地震で被害を受けた地区に対する復興支援の1つとして、ポアシート中学校の体育館を建設しました。


(写真)アリアス大統領と山口大使


「ラ・クルス市サンタ・セシリア地区多目的館建設計画」引渡式


   2010年12月20日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「ラ・クルス市サンタ・セシリア地区多目的館建設計画」の引渡式が完成した多目的館にて開催されました。同式典には、ゴンサガ・ラ・クルス市長、エスピノサ同地域開発協会会長、地域住民約150名が出席しました。当館から渡部書記官が出席し、市長、地域開発協会会長とともにテープカットを行いました。

   本件は、コスタリカ北部のサンタ・セシリア地区において、約7,500名の住民に対して教育、文化、スポーツ等の機会を提供する計画に協力したものです。


(写真)ラ・クルス市サンタ・セシリア地区多目的館


「カピタン・ラモン・リバス中学校教室及び多目的館整備計画」引渡式


   2010年8月27日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「カピタン・ラモン・リバス中学校教室及び多目的館整備計画」の引渡式が、グランダ同校運営委員会会長、ピノック教育省地域運営委員担当官、オロスコ教育省審議官、ゲバラ校長、後藤参事官の出席の下開催されました。本案件の供与額は9,896,871円で、教室及び多目的館が建設され、生徒の教育環境が大きく改善されました。


(写真)カピタン・ラモン・リバス中学校


「パライソ総合基礎教育学校改善計画」引渡式


   2010年8月27日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「パライソ総合基礎教育学校改善計画」の引渡式が、ポンセ同校運営委員会会長、ピノック教育省地域運営委員会担当官、マタリータ教育省地域監督官、ピノック教育省地域運営委員会担当官、オロスコ教育省審議官、後藤参事官の出席の下開催されました。本案件の供与額は9,684,492円で、新たな教室とトイレが建設され、生徒の教育環境が大きく改善されました。


(写真)パライソ総合基礎教育学校


「サンホセ市アティジョ地区資源ゴミ収集・再循環施設建設計画」引渡式


   2010年6月24日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「サンホセ市アティジョ地区資源ゴミ収集・再循環施設建設計画」引渡式が、山口大使、チンチージャ大統領、アビラ厚生大臣、アラヤ・サンホセ市長、アティジョ衛星都市総合開発協会関係者、サンホセ市役所関係者の出席の下、同施設において開催されました。本案件の供与額は9,915,072円で、サンホセ市アティジョ地区にリサイクル施設が建設され、資源ゴミの収集・分別を行いリサイクル業者へ供給されるとともに、隣接する教室において、JICAボランティアが地区住民に対して環境教育を行います。


(写真)リサイクル施設   (写真)環境教育の様子


「ブラジリア中学校改善計画」引渡式


   2010年6月24日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「ブラジリア中学校改善計画」の引渡式が、ガルシア・ラ・アメリカ地区開発協会会長、後藤参事官の出席の下、同校において開催されました。本案件の供与額は9,732,803円で、隣国ニカラグアと接する北部国境付近に位置する、コスタリカでも最も貧しいコミュニティーの一つであるラ・クルス市ブラジリア地区にあるブラジリア中学校に3教室が建設されました。


(写真)ブラジリア中学校


「ペレス・セレドン市サン・ペドロ地区上水道改善計画」引渡式


   2010年6月4日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「ペレス・セレドン市サン・ペドロ地区上水道改善計画」の引渡式がマヌエル・バランテスASADA会長、オスカル・ヌニェスAyA総裁、ジョランダ・マルティネスAyA副総裁、地元選出のシニア・エスピノサPLN国会議員、アリアスPAC国会議員、山口大使の出席の下開催されました。本案件の供与額は9,153,226円で、発がん性物質であるアスベストを含有する導水管を安全なPVC製に交換されました。


(写真)引渡式


「カリアリ地区アルコール・薬物依存症患者更生施設建設計画」署名式


   2010年3月31日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「カリアリ地区アルコール・薬物依存症患者更生施設建設計画」の署名を、後藤臨時代理大使とラファエル・ソラーノ・バルガス「マルビック更生施設協会」会長との間で行いました。本案件の供与総額は9,963,190円で、リモン県ポコシ市カリアリ地区に、成人男性(18歳以上­)のアルコール・薬物依存症患者を対象とした更生施設を建設するための資金を供与しました。


(写真)署名式


「カルタゴ末期患者ケアセンター建設計画」署名式


   2010年3月30日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「カルタゴ末期患者ケアセンター建設計画」の署名を、後藤臨時代理大使とホワン・バウティスタ・バラオナ「カミネモス・フントス末期患者支援協会」会長との間で行いました。本案件の供与総額は9,991,000円で、コスタリカ国内における末期患者に対するホスピスを整備するため、カルタゴ県カルタゴ市オリエンタル地区にケアセンター(200㎡)を建設するための資金を供与しました。


(写真)署名式


「サパトン先住民居留地コミュニティー教育施設整備計画」署名式


   2010年3月25日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「サパトン先住民居留地コミュニティー教育施設整備計画」の署名を、後藤臨時代理大使とメナ・サパトン地域総合開発協会代表の間で行いました。本案件の供与額は9,902,008円で、サパトン先住民居留地内に、先住民文化の継承を目的としたコミュニティー教育施設を建設するための資金を供与しました。


(写真)署名式


「エル・ポルベニール橋梁建設計画」署名式


   2010年3月24日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「エル・ポルベニール橋梁建設計画」の署名を、後藤臨時代理大使とエスキベル・エル・ポルベニール地域開発代表の間で行いました。本案件の供与額は9,970,400円で、コスタリカ北部のエル・ポルベニールへの唯一のアクセス手段である吊り橋が老朽化しており、地域住民の安全を確保するべく橋梁を建設するための資金を供与しました。


(写真)署名式


「マレク先住民居留地2橋梁建設計画」署名式


   2010年3月19日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「マレク先住民居留地2橋梁建設計画」の署名を、山口大使とカストロ・ビエントフレスコ農牧市民協会代表の間で行いました。本案件の供与額は9,729,483円で、マレク先住民居留地を流れているソル川に、長さ13m、幅3.65mの橋梁を2つ建設するための資金を供与しました。


(写真)署名式


「ルソン避難所建設計画」署名式


   2010年3月18日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「ルソン避難所建設計画」の署名を、モラレス国家企画・経済政策副大臣の出席の下、山口大使とロハス・ルソン総合開発協会代表の間で行いました。本案件の供与額は8,075,303円で、マティナ市バターン地区ルソンに、洪水の際の避難所兼、防災に関する研修等を行う施設(336㎡)を建設するための資金を供与しました。


(写真)署名式


「ペレス・セレドン養護学校スクールバス整備計画」署名式


   2010年3月17日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「ペレス・セレドン養護学校スクールバス整備計画」の署名を、ビスケス教育副大臣の出席の下、山口大使とペレス・セレドン養護学校運営委員会関係者の間で行いました。本案件の供与額は8,404,800円で、コスタリカ南部唯一の養護学校に、スクールバスを購入するための資金を供与しました。


(写真)署名式


「ココ島密漁監視設備整備計画」署名式


   2010年3月16日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「ココ島密漁監視設備整備計画」の署名を、ロドリゲス環境エネルギー通信大臣、トレホス環境副大臣の出席の下、山口大使とウリベ・ココ島の友だち財団代表の間で行いました。本案件の供与額は9,784,485円で、ココ島国立公園周辺の保護海域内における密漁の監視強化のため、増員される監視員の小屋建設、監視基地の電源確保及び巡視船の装備の整備を行うための資金を供与しました。


(写真)署名式


「リンコン上水道改善計画」署名式


   2010年3月3日、山口大使は、レデスマ・リンコン上下水道管理委員会会長との間で、「リンコン上水道改善計画」に協力を実施する署名を行いました。本式典はコスタリカ上下水道公社(AyA)で執り行い、サンチョAyA総裁、マルチネス同副総裁等、関係者約100名が出席しました。本案件の供与額は9,991,000円で、パルマーレス市サラゴサ・リンコン地域のアスベストを含有した人体に影響を及ぼす石綿水道管が、ポリ塩化ビニールの水道管に交換されます。


(写真)署名式


「北部国境地帯上水道消毒装置整備計画」署名式


   2010年2月22日、山口大使は、リベラ平和と民主主義のための外部事業財団会長との間で、「北部国境地帯上水道消毒装置整備計画」に協力する署名を行いました。本式典はコスタリカ上下水道公社(AyA)で執り行い、アビラ厚生大臣、サン チョAyA総裁等、関係者約120名が出席しました。本案件の供与総額は9,738,959円で、北部 国境付近の34の地方上下水道運営委員会が、衛生的な飲料水及び生活用水を供給するため、上水道塩素消毒装置が整備されます。


(写真)署名式   (写真)上水道塩素消毒装置


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