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コスタリカ・メディア向けプレスツアー(環境・再生可能エネルギー)を開催しました


    2016年10月26日から27日、現地メディア向けプレスツアーを実施し、新聞・雑誌4社9名のジャーナリストとカメラマンが参加しました。このプレスツアーは,日本の開発協力が現地メディアで取り上げられる機会を増やすとともに、コスタリカの政府関係者、知識層およびコスタリカ国民への情報発信を強化するためのものです。

    今回のプレスツアーでは、我が国の環境・再生エネルギー分野における我が国協力について紹介することを目的とし、ロス・タホス下水処理場(平成18年度円借款「サンホセ首都圏環境改善計画」)、ミラバージェス地熱発電所(昭和50年度円借款「ミラバージェス地熱発電所計画」)及びミラバージェス太陽光発電所(平成21年度環境プログラム無償資金協力)を訪問しました。さらに、当館の木村泰次郎参事官との意見交換会や、環境教育、生物多様性保全に関与するJICAボランティア・専門家との昼食会を実施し、我が国の多面的な開発協力事業のあり方について理解を深めてもらうとともに、今後の日・コスタリカ間の協力について忌憚のない意見交換を行いました。

    コスタリカは早くから環境に配慮した国作りをすすめていますが、下水の処理率が低いことが問題となっていました。ロス・タホス下水処理場の建設は、首都圏100万人に裨益し、国民の生活の質を改善する事業として、高い評価を受けています。また、コスタリカ初の地熱発電所であるミラバージェス地熱発電所は稼業後30年経っても現役であり、中米でも有数の規模を誇るミラバージェス太陽光発電所とともに、再生可能エネルギーを推進するコスタリカのエネルギー需要を支えています。

    参加したメディアからは、長年にわたる日本とコスタリカの友好協力関係を学ぶことができ、非常に有意義であった、今後も環境分野における日本の質の高い技術による協力、先進的な取組に注目していきたいとの声が聞かれました。プレスツアー終了後は、各社から関連記事が発表されています。ネット記事については以下リンクのとおりです。

    コスタリカ大使館は、今後もコスタリカの人々のニーズに寄り添い、質の高い協力を実施し、両国間の友好関係を促進していきます。


関連リンク(外部サイト)

10月27日付ラ・ナシオン紙「ロス・タホス下水処理場は一日に37百万リットルを浄化」(西語)

11月24日レ・プブリカ紙「アジア、コスタリカの未来」(西語)

12月19日付レ・プブリカ紙「緑の国コスタリカへの奮闘」(西語)

12月30日付ディアリオ・エクストラ氏「日本はコスタリカに緑の手を 差し伸ばす」(西語)

12月30日付ディアリオ・エクストラ氏「14%のエネルギーは火山と太陽から」(西語)


(写真)

(ロス・タホス下水処理場) (大使館での意見交換会)

(ロス・タホス下水処理場)

 

(大使館での意見交換会)

(ミラバージェス太陽光発電所)  (ミラバージェス地熱発電所)

(ミラバージェス太陽光発電所)

 

(ミラバージェス地熱発電所)



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