米州開発銀行（IDB）日本基金による対コスタリカ支援

　　2017年10月2日，当地米州開発銀行（IDB）事務所において，IDB日本信託基金により実施される「先住民・アフリカ系住民のための生活向上」計画の署名式が行われました。同署名式には，伊藤大使の他，アラウス農業大臣，アリアス人間開発担当大臣，スニガ大統領府次官，ハラミージョIDBコスタリカ事務所長，フィシェル「活動的な市民財団（FCA）」会長（被供与団体），アルベルトスIDBジェンダー・多様性担当専門官ら約30名が参加しました。

　　この案件は，当国のパナマとの国境地帯に住む先住民系・アフリカ系住民に対して，人材育成・生産活動分野においてエンパワーメントを図ることを目的としており，IDBに日本政府が拠出している日本基金を用いて実施されるものです。式典においては，被供与団体であるFCA会長やコスタリカ政府高官から日本政府に対して感謝の表明がありました。

（日本への謝辞を述べるFCA会長）		（協力覚書に署名するIDB事務所長とFCA会長）