大使挨拶

令和5年12月19日

有吉大使着任挨拶

有吉大使

在コスタリカ日本国大使館ホームページをご覧のみなさま

2023年12月19日

初めてご挨拶を申し上げます。12月7日に、在コスタリカ日本国大使として着任いたしました有吉勝秀(ありよし かつひで)でございます。これから先、みなさまとともにここコスタリカでお仕事をし、生活をしていくこととなりました。よろしくお願い申し上げます。

今、大使館の自室からは、虹がはっきりと見えています。その虹の向こうの山々、その山々に様々な形でかかっている雲、近代的ながら緑の多いサンホセの町並みを拝見し、その美しい風景に感じ入っております。このような環境の中でお仕事や生活をできますことは、自分にとりましても、また家内にとりましても、非常に幸せなことと感じています。

当地での初めてのご挨拶ですので、少し自己紹介を。

前任地は同じ中米のエルサルバドルで、3年1か月と2週間、大使をやっておりました。前任地でもいろいろなことがありましたが、殊に、我が国の「草の根・人間の安全保障協力」で、地方の共同体などに教育、衛生、水道などの協力を行い、その現場をいくつも訪れたことは忘れがたい経験になりました。岩や倒木や大きな石がゴロゴロし、水にえぐられて結構な穴が開いているボコボコの未舗装の道を、4輪駆動車の中で家内ともども1時間あまり激しく揺さぶられ、胃袋が悲鳴を上げながらも、ようようの思いで地元のコミュニティにたどり着き、水道敷設のプロジェクトの竣工式に同席したことがありました。その竣工式で、「水道ができた」「もう毎日1時間も2時間もかけて辛い水くみに行かなくていいんだ」といった地元の方々の本当にうれしそうなお顔を拝見し、我が国の協力、そしてその源である日本国民のみなさまのお心を、大いに誇りに思いました。

自分は1984年に外務省に入省し、今年度3月末で外務省生活が40年になります。その間、スペインでのスペイン語の研修から始まって、勤務した国は9か国。10の公館(大使館・総領事館・代表部)で勤務し、コスタリカは11か所目のポストになります。

東京での勤務を除いて、勤務した国を挙げてみると、
スペイン(まだEUに入っておらず、通貨はペセタでした)、
アルゼンチン(今となっては夢のような1ドル=1ペソの時代でした)、
イタリア(通貨はリラで、普通の買い物で100万リラなんてありました)、
エクアドル(通貨がスクレからドル化された他、首都から16キロのグアグア・ピチンチャ火山が噴火したり、クーデターがあったりと、いろいろでした)、
東京でしばし勤務した後は、アフガニスタン(ご説明の必要もなかろうかと)、
ニューヨーク(総領事館と国連代表部の両方で勤務しました)、
2度目のアルゼンチン(まだ1ドル=8ペソくらいでした)、
その後2つの出向先を経て、
ニュージーランド、エルサルバドル、そして当地コスタリカでの勤務となりました。

中南米やラテンの国での勤務が多くありますが、実際のところ、コスタリカには出張ですら来たことがなく、今回初めてコスタリカの土を踏みました。これからどのような展開が待っているのか、興味津々でわくわくしながら、コスタリカの最初の日々を過ごしております。

先日、大使館のインスタグラムで短いご挨拶を申し上げましたが、今回、改めてホームページにてご挨拶を申し上げる次第です。新参者、よろしくお願い申し上げます。

 
 
有吉大使(ぬいぐるみ)