第3回日本大使杯柔道大会を開催しました!

平成30年2月13日

(伊藤大使とゲストの石崎信太郎三段と日本大使杯を受賞したアラフエラ道場、ノベノスケ道場及びコロナド道場の皆さんと)

  2月10日(土)~11日(日)、日本大使館とコスタリカ柔道連盟は、第3回日本大使杯柔道大会を、BN ARENA Hatillo 体育館で開催しました。

  この大会は、日本の伝統武道の一つである柔道のコスタリカにおける普及、発展並びに柔道技法の向上を図り、スポーツを通じて日本とコスタリカ両国の友好親善に貢献するとともに、コスタリカの柔道選手が2020年東京オリンピック・パラリンピックへの出場を目指すための修練の場の一つとして開催したものです。今年は、この大会に全国の32の道場から600名もの柔道家が集いました。

  開会式で伊藤大使は、「コスタリカ柔道連盟は、日本大使館をはじめ、全日本柔道連盟や講道館と柔道を通じて固い絆と友情で結ばれています。このような緊密な関係により、昨年9月にはNPO法人柔道教育ソリダリティーから光本健次六段をコスタリカにお招きして、柔道コーチングセミナーを開催しました。また、コスタリカの柔道代表であるイグシオ・サンチョ、フリアン・サンチョのお二人が東海大学に柔道留学し、柔道の鍛錬に励みながら、2020年東京オリンピックでのメダル獲得を目指しています。柔道は日本発祥の武道であり、私が最も誇りに思っているスポーツであり、第3回日本大使杯柔道大会を皆さんとともに開催することができ大変光栄に思います。この大会に参加した選手の皆さんが、2020東京オリンピック・パラリンピックをはじめ、世界の檜舞台で活躍されることを願っています。」と述べました。

  ドゥドリー・ロペス・コスタリカ柔道連盟会長は、「この日本大使杯柔道大会は、全国から600名を超える柔道家が集う大きな大会になり、伊藤大使と日本大使館に改めて御礼申し上げます。今年4月にはコスタリカでパンアメリカン柔道大会が開催されますが、コスタリカ柔道連盟は、このパンアメリカン柔道大会と2020年東京オリンピック・パラリンピックを目指して、柔道の研鑽に励んでいきたいと思います。また、この2月からコスタリカ教育省と連携して、小中学校における正規教育として柔道を導入することが決まり、柔道を通じた青少年の健全な育成に重要な役割を果たすことになりました。コスタリカにおける柔道の役割はますます重要になっており、伊藤大使には引き続きご支援とご協力をお願いします。」と述べました。

  2日間にわたり開催された本柔道大会は、柔道家達の熱き思いと溢れるエネルギーで熱戦が繰り広げられ、大盛況のうちに終了しました。成績優秀な道場に授与される日本大使杯は、アラフエラ道場、ノベノスケ道場及びコロナド道場にそれぞれ贈られました。

第3回日本大使杯柔道大会の模様


 
(伊藤大使の挨拶)  (ロペス・コスタリカ柔道連盟会長の挨拶)
 
(ちびっこ柔道家による試合(5歳以下))  (青年女子(19歳以下)による試合)
 
(いつもは指導する立場のシニアの方々も選手として参加)  (豪快な背負い投げ!(成人男子))
 
(伊藤大使によるちびっ子柔道家の表彰式(5歳以下))  (伊藤大使と大使杯を受賞したアラフエラ道場の皆さん)