日本のこいのぼりが,ポアス火山国立公園に寄付されました。

平成30年11月1日

(伊藤大使とプロジェクトの関係者のみなさん)

  11月1日,日本のこいのぼりがポアス火山国立公園に寄付され,供与式に伊藤大使が出席しました。このこいのぼりは,秋田県と長野県松川町のみなさまから頂いたものです。

  アラフエラ県にあるポアス火山は,エメラルド色の美しい火山湖をもつ火山として観光客に大変人気の観光スポットです。しかし,2017年4月に噴火して以来,国立公園の一部が立ち入り禁止となっていました。

  今年の8月に,無事立ち入り禁止は解除されましたが,風向きによっては火口の有毒ガスが展望台に吹き寄せるため,観光客が安全に見学できるかどうかを決めるための目安となるものが必要となりました。そこで,JICAのみなさんの協力の下,今回日本の長野県松川町と秋田県からこいのぼりが寄付された次第です。

  伊藤大使は,供与式のスピーチの中で,「まず,ポアス火山国立公園への立ち入り禁止が解除されたことをお祝い申し上げます。こいのぼりは,日本では子どもたちの健康を祈るため飾られます。ポアス火山国立公園でも,訪問者の方が無事に観光できるようその役割を果たして頂きたいと思います。」と述べました。

  供与式終了後,プロジェクトに携わってくださった方々みなさんでポアス火山の火山口を見学し,こいのぼりが実際に風向きを見るために用いられている様子を視察しました。

  このこいのぼりが,日本とコスタリカの友好のシンボルとなることを祈っております。

 
(供与式の様子)  (寄付されたこいのぼり)
 
(飾られたこいのぼり)  (大使のスピーチ)
 
(大使はこの日,松川町から頂いたポロシャツで式に参加しました)  (大使はこの日,松川町から頂いたポロシャツで式に参加しました)