2019年度文部科学省国費留学生が伊藤大使を表敬訪問しました!

平成31年3月20日

(左から,ミゲル・ビジャロボスさん,ジョセリン・ビジャロボスさん,ディエゴ・ソリスさん,伊藤大使)

  日本政府(文部科学省)は,日本と世界各国相互の教育水準を向上させるとともに,相互理解,国際協力の推進に貢献することを目的とした国費外国人留学制度を実施しており,選考された留学生は,旅費に加え,日本での学費・生活費を補助するための奨学金を支給しています。

  この国費外国人留学制度を利用し,今までに160名を超えるコスタリカ人留学生がこの制度を利用して日本で学びました。

  3月20日,この国費外国人留学制度の選考試験に合格し,この4月から日本の大学等で学ぶことになったディエゴ・ソリスさん,ミゲル・ビジャロボスさん,ジョセリン・ビジャロボスさんの3名が,日本への出発を前に伊藤大使を表敬訪問しました。

  研究留学生として留学するディエゴ・ソリスさんは,数学教育の方法論,数学教員養成方法,数学能力評価方法等に関する研究を,ミゲル・ビジャロボスさんは,最新の情報技術を活用した日本語教育システムに関する研究を行う予定です。また,専修留学生として留学するジョセリン・ビジャロボスさんは,放送芸術分野における映像編集,映像処理,映像制作について研究を行う予定です。

  伊藤大使は,三人の留学生に対して「世界の最先端のレベルにある日本の大学等で各々の専門分野の研究や技術開発に取り組んでいただいて,コスタリカの将来を担うような人材になってください。また,留学期間中には日本の美しい自然や伝統文化にも触れながら日本に対する理解を深め,日本とコスタリカの架け橋になってください。」と激励の言葉を贈りました。

  また,伊藤大使表敬訪問を前に実施した帰国留学生会との懇親会では,エリック・ブレーネス同会会長が「日本の留学でご自分の研究を深めるとともに知日家,親日家として日本とコスタリカ両国の発展と友好親善に貢献して下さい。」と激励しました。
     

 
(3人の留学生と帰国留学生会のメンバー)  (左から,ディエゴさん,ジョセリンさん,ミゲルさん)