文部科学省国費留学生(日本語・日本文化研修留学)で日本に留学したエステファニアさんが帰国報告のため日本大使館を訪問しました!

令和元年9月5日

(左から,河本書記官,エステファニアさん,リヒア職員)

  9月5日、文部科学省国費留学(日本語・日本文化研修留学)プログラムで,昨年9月に日本の留学したサオ・エステファニアさんが,1年間の留学を終え帰国報告のために日本大使館を訪問しました。

  この日本語・日本文化研修留学は,コスタリカ国内の大学で日本語や日本文化に関する分野を専攻している学生を対象に、日本での研修の機会を提供するもので,エステファニアさんは,世界遺産の法隆寺や東大寺の大仏で有名な奈良市にある奈良教育大学に留学し,日本語の向上及び日本事情や日本文化に関する研究を行いました。

  エステファニアさんは,「この留学で日本語と日本文学について理解を深めることができました。今後は留学の経験を活かして日本文学について研究を続け,できれば私の愛読書でもある夏目漱石の「吾輩は猫である」のスペイン語翻訳なども手がけていきたいと思います。」と述べました。

  報告を受けた河本書記官は,「この留学で高度な日本語運用能力を学び,日本に対する理解を深めていただけたと思います。今後は,日本語と日本文化の専門家としてコスタリカの皆さんに日本を紹介していただき,両国の架け橋となって文化学術交流の促進と友好親善に貢献して下さい。」と述べました。