文部科学省国費留学生(研究留学)で日本に留学したペドロ・ムニョスさんが帰国報告のため伊藤大使を表敬訪問しました!

令和元年10月7日

(伊藤大使とペドロ・ムニョスさん)

  文部科学省国費留学(研究留学)プログラムで,2013年に日本の琉球大学に留学していたペドロ・ムニョスさんが,同大学の修士課程及び博士課程を修了し,このほどコスタリカに帰国しました。10月7日,その帰国報告のため,伊藤大使を表敬訪問しました。

  この研究留学プログラムは,日本の大学院において教育・研究指導を受ける留学生で,渡日後6ヶ月間の日本語予備教育を受講後,大学院研究科において専門教育を受けます。留学期間は原則として2年以内ですが、規定された期間内に学位取得のため正規課程に進学した者に対し、所定の審査を経た上で、留学期間(最高7年)を延長することが可能な留学制度です。

  ムニョスさんは,「日本留学では琉球大学の人文社会科学研究科で,『観光』をテーマにして博士号を取得することができました。今後はこの留学で得た知見と経験を活かしてコスタリカで最も重要な分野の一つである観光業界の発展に尽力するとともに,観光業を通じて日本とコスタリカ両国の経済的,文化的発展にも寄与したいと思います。」と述べました。

  報告を受けた伊藤大使は,「観光はコスタリカで関心の高い分野であり,この分野の専門家としてコスタリカの観光業の発展に貢献して下さい。また,知日家,知日家として,コスタリカの皆さんに日本を紹介していただき,両国の友好親善に貢献して下さい。」と述べました。