エルベル・ボラーニョス国立ナショナル大学専任教授が「旭日中綬章」を受章!

令和元年11月3日

(エルベル・ボラーニョス国立ナショナル大学専任教授)

  11月3日,日本政府は,令和元年度秋の外国人叙勲受章者を発表しました。その中で,エルベル・ボラーニョス国立ナショナル大学総合芸術研究所専任教授が叙勲されることが公表されました。同専任教授は,日本・コスタリカ間の学術交流及び相互理解の促進に顕著な功績があったとして「旭日中綬章」を受章されました。

  ボラーニョス専任教授は、1985年に文部科学省国費留学生として訪日し,染め物や日本画などの伝統文化について学び,以降,日本文化の影響を受けた多数の芸術作品を発表するとともに,教鞭をとる国立ナショナル大学においても日本文化の紹介や日本語の普及などに長年取り組んでこられました。

  また,同専任教授はコスタリカ水彩画協会会長及び副会長なども歴任し,日本とコスタリカ両国芸術家の作品を集めた「日本・コスタリカ国際文化交流展」のサンホセ市をはじめ,日本の京都市や北九州市等での開催にも尽力し,両国の友好親善と芸術交流の発展に寄与するとともに,コスタリカにおける日本文化の普及に大きな役割を果たしました。

  日本大使館では,ボラーニョス専任教授の叙勲を記念して,2020年2月27日から3月15日の日程により子供博物館で開催を予定している「日本文化週間2020」において,同教授の作品展の開催も予定しています。

  日本大使館は,ボラーニョス専任教授が文化芸術分野におけるコスタリカと日本の架け橋として、今後さらに御活躍されることを祈念します。
   

 
(旭日中綬章)  (旭日中綬章(略綬))