パナソニック社が再生エネルギー100%化による脱炭素オペレーションに向けたパイロットプロジェクトのキックオフセレモニーを開催しました!

令和元年12月13日



(セレモニー集合写真)

  12月2日、パナソニック・セントロアメリカーナ社はアラフエラ県サンラファエルにある工場において、脱炭素オペレーションへ向けたパイロットプロジェクトのキックオフセレモニーを開催しました。同セレモニーには伊藤大使、クラウディア・ドブレス大統領夫人、ローランド・カストロ環境エネルギー省次官、イレネ・カニャス電力公社(ICE)総裁などが来賓として参加しました。

  同社は工場電源の100%再生エネルギー化を目指し、電力公社(ICE)とパートナー協定(ソーラーパネル400枚を設置・メンテナンスする際の費用負担等で電力公社がパナソニックをサポート)を締結しており、当国の環境エネルギー省もパイロットケースとして支援を表明しています。

  ソーラーパネル敷設面積は728m2で、月間10,333kWhの発電により9.35トンのCO2排出を削減する予定です。同社は既に再エネ電力率98%を達成していることに加え、このような支援を受けたことで化石燃料源を使用する分をソーラー発電による再生エネルギーでまかなうことで再生エネルギー100%での操業の達成を目指します。

  コスタリカでの事業開始から53年となる同社は、持続可能な社会を目指すために、コスタリカの豊富な再生エネルギーを有効活用し、企業市民として事業の拡大を通し同国に貢献していくと宣言しました。

  ドブレス大統領夫人も「本パートナーシップが、単なる一官民連携プロジェクトに終わらず、コスタリカと日本との商業的な連携へと発展していくことを期待する。」と述べ、パナソニックのような明確な環境ビジョンをもったパートナーとの協業や取り組みに大きな期待感を示しました。
   

 
(来賓によるテープカット)  (クラウディア・ドブレス大統領夫人による祝辞)
 
(クラウディア・ドブレス大統領夫人による祝辞)  (来賓とパナソニック・セントロアメリカーナ社員)