無償資金協力「医療機材供与を通じた保健システム強化計画(UNOPS連携)」供与式の開催

令和3年7月7日
供与式
供与機材
供与機材
 7月6日、国連プロジェクト・サービス機関(UNOPS)コスタリカ事務所において、小松親次郎大使、白方信行参事官、アレハンドロ・ロッシUNOPSコスタリカ事務所長、ローマン・マカヤ社会保険庁長官、ホルヘ・グラナードス同庁施設・技術部長らが出席し61台のベッドサイドモニターの供与式が行われました。

 これら機材は、日本政府によるコスタリカ社会保険庁に対する供与額3億円の無償資金協力「医療機材供与を通じた保健システム強化計画(UNOPS連携)」によるものです。今回の協力は、コスタリカの医療サービス体制を強化し、同国が新型コロナウイルスに立ち向かっていく上での援助を目的としており、ベッドサイドモニターに続き、今後、44の医療用ベッド、14のポータブルX線装置も順次供与されます。

 小松大使は挨拶で「本日、本無償資金協力での最初の供与品であるベッドサイドモニターの受け渡しを行います。また今後数カ月の間に医療用ベッド、ならびにポータブルX線装置も供与されます。これらの医療機材の供与を通じて、新型コロナウイルスによって困難な状況を迎えている全国の病院の治療体制に助力できることを期待しています。この無償資金協力は、まさに両国の歴史的友好関係、そして公衆衛生などの優先分野において協力してきた絆の証であります」と述べました。