「昆虫媒介感染症対策センター機材整備計画」引渡式

令和4年11月14日
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11月11日、栄養保健調査教育研究所にて、平成30年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「昆虫媒介感染症対策センター機材整備計画」の引渡式が行われ、小松親次郎大使と被供与団体である栄養保健調査教育研究所のシャロン・ポラス研究サーベイランス部長、アナマリエラ・ティヘリノ適切管理部長、マリア・カランサ研究部長、ヘルマン・ピカド事務部長、カミラ・コネホ昆虫媒介感染症対策センター担当技術者、白方信行参事官らが出席しました。
 
本件は同研究所が新たに立ち上げた昆虫媒介感染症対策センターに対し調査・研究用機材(77,819米ドル)を供与することを通じて、特にデング熱やジカ熱、チクングニア熱などの昆虫媒介感染症の予防と対策を可能にし、コスタリカ全土、特に感染症の高リスク地域の住民の生活に多大に寄与するものです。
 
小松大使は、本件の供与が昆虫媒介感染症対策センターにおける調査研究、研修、予防教育に大いに活用され、コスタリカにおける感染症の減少並びに人々の健康向上に役立つようにとの願いを述べました。
 
またポラス部長は、今回の供与機材を使った調査で得られた最新のデータや発見は公衆衛生の関係機関と共有され、的確な意思決定につながるほか、感染リスクが高い貧困地域等にて住民に対する予防衛生教育を実施する指導員への研修にも使用されるとし、我が国の公衆衛生への協力に対する感謝を示されました。