「コト・ブルス市有機ごみ活用施設整備計画」、「トレス・リオス子どもの村養護施設教育センター設立計画」

令和6年1月25日
合同署名式
Aldeas Infantiles
Coto Brus
2024年1月19日、令和5年度草の根無償資金協力の枠組みにより、二つの案件の贈与契約署名式が行われました。
同署名式は在コスタリカ日本国大使公邸にて執り行われ、署名者である有吉大使並びに両被供与団体の代表者(コト・ブルス市からスティーブン・バランテス市長、エス・オー・エス子どもの村協会コスタリカ支部からシルレイ・ソラノ事務局長)をはじめ、両団体及び大使館の関係者が出席しました。
 
一つ目の案件「コト・ブルス市有機ごみ活用施設整備計画」の被供与団体はプンタレナス県コト・ブルス市であり、同地域の有機ごみの再資源化を目的としたコンポストセンター並びにビニールハウスを建設するものです。
有機ごみの堆肥化により、最終処分場に廃棄される一般ごみの量やそれに伴う温室効果ガスの排出量等の削減が可能になると同時に、防災林の整備や緑化事業の更なる推進にもつながることから、同地域の気候変動対策や循環型経済の発展、並びに防災に包括的な形で寄与することが期待されます。
 
また、二つ目の案件「トレス・リオス子どもの村養護施設教育センター設立計画」の被供与団体は当国で養護施設の運営などを行う非営利団体エス・オー・エス子どもの村協会コスタリカ支部です。本計画は、ラ・ウニオン市トレス・リオス地区にある「子どもの村」の児童養護施設内の施設を改修し、技能訓練・教育センターを設立するものです。
教育センターの設立により、同養護施設や周辺地域の提携施設を利用する子どもたち600名以上の教育機会を向上させ、将来的な就労や自立の促進を図る計画となっています。
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