Juntos!!中南米対日理解促進交流プログラム」参加者同窓会

令和6年10月23日
foto (Juntosプログラム参加者、当国外務省関係者の方々、吉田憲JICAコスタリカ所長と、有吉勝秀大使夫妻及び当館職員との記念撮影)
令和6年(2024年)9月24日、「Juntos!!中南米対日理解促進交流プログラム」にこれまで参加されたコスタリカ人の皆さんを有吉大使公邸にお招きして、同窓会を開催しました。

Juntosプログラムとは、日本と中南米諸国の若者の交流を通じた相互理解の促進を目的とした日本外務省の交流プログラムです。2015年度の開始以降、これまで中南米から760名以上が参加し、外交・文化・環境・防災・気候変動等、多岐にわたる分野について、日本(コロナ禍はオンライン)での研修を受けられました。

今回の同窓会には、有吉勝秀大使夫妻及び当館職員、12名のJuntosプログラム参加者、本プログラムの募集作業に協力してくれている当国外務省の関係者等が参加し、世代を超えて親睦を深め、活発な意見交換が行われました。
ホルヘ・ウマニャ外務省奨学金課長は、スピーチ中で、「Juntosプログラムは、両国の相互理解の架け橋となっただけでなく、コスタリカの若者達に日本の社会・歴史・文化についての知識を広めるプラットフォームにもなっています」と触れられ、日本政府への謝意を述べられました。

 有吉大使は、「Juntosプログラムの中南米からの全参加者のうち、コスタリカ出身者は4%を占めており、これは人口も多くなく、また大きな日系社会も有していないコスタリカにとって大変意義のある数字である」旨述べられました。

 また、2022年に本プログラムで訪日したマルコ・ビニシオ・メンデス・コト ナショナル大学(UNA)国際関係学部長は、「今回同窓会に集まった我々は皆、Juntosプログラムに参加する機会を得て、日本の現実、その進歩や課題を身近に感じ、また、同プログラムは、友情を我々の個人及び職業上の人生において育ませてくれました。我々は旅の思い出と、日本で受けた温かく献身的なおもてなしを懐かしく思っています」と述べられました。

 コスタリカからは、国家・地方公務員、ジャーナリスト、地質学や化学・工学等の分野の大学生・研究者等、様々な方がJuntosプログラムに参加されました。当館は、今後もJuntosプログラム参加者へのフォローアップを通して、日本の強力な友人(amigo)となる親日層・知日層の形成に努めていきます。