「カベカル先住民居住区バホ・チリポ公衆衛生改善計画」引渡式

令和6年12月17日
foto oficial
2024年12月13日、リモン県マティナ市カベカル先住民居住区、プンタ・ランさにて、令和1年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「カベカル先住民居住区バホ・チリポ公衆衛生改善計画」の引渡式が行われ、本館から松本参事官、被供与団体であるコスタリカ人道財団からゲイル・ニストロム会長、並びに社会保険庁(CCSS)からエンリケ・バルベルデ氏らが出席しました。
 
本案件は77、899米ドルを贈与し、カベカル先住民居住区のチュミコ、ナマルディ、ポソ・アスルで上水道整備と診療所改修を行い、パレスティナとパルメラで診療所改修を行い、プンタ・ランサでは新診療所を建設を行った。上水道整備により142戸426人,診療所の改修・建設により297戸891人の住民に直接裨益し,安全な水の供給と,適切な環境での診療が可能にした。
 
松本参事官は、人々の生活の質の向上において安全な水と適切な医療環境を整備は非常に重要な意味を持つものであるとし、同分野における支援を実施できることは我が国にとって喜ばしいことであると述べました。
 
ゲイル・ニストロム会長は、日本人、コスタリカ先住民、アメリカ人、コスタリカ人が皆で力を合わせ、困難を乗り越えやっと本案件の引渡式にたどり着けた事、このプロジェクトで多くのコスタリカ先住民の健康と生活を改善できた事を嬉しく思うと述べた。
 
エンリケ・バルベルデ氏は、に水道設備が設置され、正しい医療環境が整った事でマティナ地区のカベカ先住民に医療を提供できるようになったことに感謝し、よりよいサービスを提供できるよう今後も努力していると述べた。
以上