令和6年度天皇誕生日祝賀兼日コスタリカ外交関係樹立90周年式典の開催
令和7年3月6日

2025年2月20日、大使公邸において令和6年度天皇誕生日祝賀兼日コスタリカ外交関係樹立90周年レセプションを開催いたしました。レセプションには、マリー・ムニベ第二副大統領、アンドレ・ティノコ外務大臣、マヌエル・トバール貿易大臣、ノギ・アコスタ財務大臣、パトリシア・ロハス経済商工大臣等のコスタリカ政府関係者のほか、外交団、政治、経済、文化、スポーツ等各界から約250名が参加しました。
有吉大使は式典での挨拶において、昨年8月のステファン・ブルネル第一副大統領一行の訪日に触れ、同年11月に「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定」(CPTPP)のコスタリカの加入交渉が正式に開始されたことについて、コスタリカ政府の努力の成果である旨祝意を表しました。
ムニベ第二副大統領は、90年間という長い友好関係を祝いつつ、コスタリカは日本国民の献身的な働きに尊敬の念を抱いており、軍縮・環境保護・人権・平和といった分野で共通の価値観を有する日本と今後とも協力関係を築いていきたい旨述べられました。
アンドレ外務大臣は、両国関係の始まりは、1893年に初めて日本からの輸出が行われたことを起源としており、1935年の外交関係樹立後に通商関係が強化され、以降、両国政府間の要人往来や、医師・学生・科学者・芸術家・企業・起業家間での知識・経験の共有といった二国間交流がなされたこと、人間の安全保障概念の普及のために協働したことに言及し、90年間の歴史を振り返られました。また、昨年のブルネル第一副大統領の訪日やコスタリカのCPTPP加入交渉開始に触れられ、両国関係について、「亀と鶴が象徴するように、この度の90周年は、より成熟・永続・賢明な新たな段階の始まりである」と述べられました。
式典では、カリオ・アロンソ国立声楽団長(ピアノ奏者)及びアレクシス・モラレス国立吹奏楽団団長(トランペット奏者)により、両国国歌が演奏されました。続いて、日コスタリカ外交関係樹立90周年をお祝いする旨の石破総理の書簡の紹介を行ったほか、今後の二国間関係の更なる深化を願い、有吉大使夫妻は、ムニベ第二副大統領、アンドレ外相と共にだるまの目入れや鏡開きといった日本の伝統行事を行いました。山口勝也公邸料理人の和食と共に、招待客の皆様には当国では珍しい日本酒を楽しんでいただきました。レセプションでは、米国ロサンゼルスで活躍中の歌手Shihoriさんによるオリジナルソング「キミノウタ」及びアニメ「鬼滅の刃」テーマソングの披露や、当国ダンスグループ桜舟による東京ソーラン節及びマツケンサンバの踊りの披露も行われました。
会場では、その他、サンホセ市と姉妹都市の岡山市や、プンタレナス市と姉妹都市の気仙沼市、2020年東京オリンピック・パラリンピックでコスタリカ代表団のホストタウンを務めた長野県松川町の地方紹介ブースを設置し、日本の地方都市の魅力や日本文化発信を行いました。その他、コスタリカに駐在する日系企業15社(現地代理店を含む)の展示ブースや、JICAによる開発協力の展示ブースも設置し、様々な分野における二国間関係の強い結びつきを示すことができました。
日本国大使館は、この度、日コスタリカ外交関係樹立90周年を迎えるまで、様々な分野で二国間関係の強化にご協力くださった両国民の皆様に感謝申し上げます。国際場裡でのコスタリカとの協力や在コスタリカ日系企業の支援、日本文化普及イベントの開催等、今後更なる政治・経済・開発協力・広報文化面での外交活動に努めてまいります。
有吉大使は式典での挨拶において、昨年8月のステファン・ブルネル第一副大統領一行の訪日に触れ、同年11月に「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定」(CPTPP)のコスタリカの加入交渉が正式に開始されたことについて、コスタリカ政府の努力の成果である旨祝意を表しました。
ムニベ第二副大統領は、90年間という長い友好関係を祝いつつ、コスタリカは日本国民の献身的な働きに尊敬の念を抱いており、軍縮・環境保護・人権・平和といった分野で共通の価値観を有する日本と今後とも協力関係を築いていきたい旨述べられました。
アンドレ外務大臣は、両国関係の始まりは、1893年に初めて日本からの輸出が行われたことを起源としており、1935年の外交関係樹立後に通商関係が強化され、以降、両国政府間の要人往来や、医師・学生・科学者・芸術家・企業・起業家間での知識・経験の共有といった二国間交流がなされたこと、人間の安全保障概念の普及のために協働したことに言及し、90年間の歴史を振り返られました。また、昨年のブルネル第一副大統領の訪日やコスタリカのCPTPP加入交渉開始に触れられ、両国関係について、「亀と鶴が象徴するように、この度の90周年は、より成熟・永続・賢明な新たな段階の始まりである」と述べられました。
式典では、カリオ・アロンソ国立声楽団長(ピアノ奏者)及びアレクシス・モラレス国立吹奏楽団団長(トランペット奏者)により、両国国歌が演奏されました。続いて、日コスタリカ外交関係樹立90周年をお祝いする旨の石破総理の書簡の紹介を行ったほか、今後の二国間関係の更なる深化を願い、有吉大使夫妻は、ムニベ第二副大統領、アンドレ外相と共にだるまの目入れや鏡開きといった日本の伝統行事を行いました。山口勝也公邸料理人の和食と共に、招待客の皆様には当国では珍しい日本酒を楽しんでいただきました。レセプションでは、米国ロサンゼルスで活躍中の歌手Shihoriさんによるオリジナルソング「キミノウタ」及びアニメ「鬼滅の刃」テーマソングの披露や、当国ダンスグループ桜舟による東京ソーラン節及びマツケンサンバの踊りの披露も行われました。
会場では、その他、サンホセ市と姉妹都市の岡山市や、プンタレナス市と姉妹都市の気仙沼市、2020年東京オリンピック・パラリンピックでコスタリカ代表団のホストタウンを務めた長野県松川町の地方紹介ブースを設置し、日本の地方都市の魅力や日本文化発信を行いました。その他、コスタリカに駐在する日系企業15社(現地代理店を含む)の展示ブースや、JICAによる開発協力の展示ブースも設置し、様々な分野における二国間関係の強い結びつきを示すことができました。
日本国大使館は、この度、日コスタリカ外交関係樹立90周年を迎えるまで、様々な分野で二国間関係の強化にご協力くださった両国民の皆様に感謝申し上げます。国際場裡でのコスタリカとの協力や在コスタリカ日系企業の支援、日本文化普及イベントの開催等、今後更なる政治・経済・開発協力・広報文化面での外交活動に努めてまいります。







