令和6年度在外公館長表彰式の実施(イアリー・ゴメス氏)

令和7年4月3日
ゴメス氏と有吉大使
2013年、日本の外務省の戦略的実務者招へい制度で広島平和記念資料館を訪れたイアリー・ゴメス氏 (2013年、日本の外務省の戦略的実務者招へい制度で広島平和記念資料館を訪れたイアリー・ゴメス氏)
令和7年3月27日、有吉勝秀大使は、公邸にて、メディアコンサルタントのイアリー・ゴメス氏に対し、在外公館長表彰を授与しました。在外公館長表彰とは、諸外国との相互理解及び友好親善の促進や広報・文化事業の振興等、在外公館の任務遂行に多大な貢献があったと認められる個人及び団体に対し、在外公館長より表彰する制度です。
 
イアリー・ゴメス氏は、エクストラ・グループ社の社長として在任されていた間、我が国がコスタリカ国民に対して効果的に文化・政策を発信する上で、当館の重要なパートナーとして協力してくださいました。
式典において、有吉大使は今回の表彰に際し、同氏に祝意を表しました。
 
イアリー・ゴメス氏は、次のように述べられました。
「エクストラ・グループの経営に携わっていた数年間、日本文化、和食、技術革新、歴史、コスタリカとの協力関係について、コスタリカに広く知ってもらうことができたことは、私にとって本当に名誉なことでした。大使館員の皆様は、当時、私と私が代表を務めていた同社に対してご協力いただき、日本の小説、映画、音楽を、Extra TVチャンネルやディアリオ・エキストラ紙で紹介することができました。また、大使館が企画したイベント、開発協力案件等の活動についても、紹介することができました。
日本とコスタリカの間には、長年培った緊密な友好・協力の関係があります。これにより、我々コスタリカ人は、コスタリカ人に学びを与えてくれる日本人を兄弟として、より一層尊敬するようになりました。私が最も感服するのは、日本人が自ら定めた目標を達成するために持つ粘り強さです。それは彼らの生き方において、最も崇高かつ重要な価値観のひとつだからです。粘り強さと失敗から学ぶ姿勢が日本人を強くしているのです。」
当館は、イアリー・ゴメス氏の協力により、当国において日本の外交方針や文化の紹介を広く行うことができ、改めて感謝申し上げます。当館は今後とも、知日家の方々との協力関係の強化に努めていきます。