「コレドーレス市コロニア・ラ・リベルタ地区多目的館増築計画 」引渡式



2025年4月25日、プンタレナス県コレドーレス市コロニア・ラ・リベルタ地区にて、令和元年度:草の根・人間の安全保障無償資金協力「コレドーレス市コロニア・ラ・リベルタ地区多目的館増築計画 」の引渡式が行われ、当館から松本参事官、被供与団体であるラ・リベルタ地域総合開発協会からジョハナ・バジェステロ会長、並びにコレドーレス市から開発担当者のアラン・アバルカ>氏が出席しました。
本案件では51,152米ドルを贈与し、コロニア・ラ・リベルタ地区の多目的館に2教室と事務室とトイレを増築し、学習机等の教室設備を購入しました。本教室では午前中に高齢者デイケアとして使用され、夕刻には若者の教育の場としてしようされています。高齢者支援や青少年育成などの社会活動の場や,貧困,失業対策としての学習の場を提供することができるようになり,周辺コミュニティの住民年間約150人以上に直接的に裨益しました。
松本参事官は、「コスタリカの自然豊かな南部国境地域を訪れる事ができ欣快、本案件が個人とコミュニテーの教育と成長の場であり、子供から高齢者まで幅広い年齢の方々に日々大事に使用されていることを嬉しく思う」と謝意を表明し、供与された教室を末長く大事に活用し、沢山の人々の生活改善に貢献して欲しいと述べました。
ラ・リベルタ地域総合開発協会ジョハナ・バジェステロ会長は、教育と努力が個人とコミュニティーの成長を促すには欠かせないツールである事を強調した。また、本案件を植物に例え「私たちのコミュニティーに種をまいていただいた日本国民に感謝し、この種を、愛と責任を持ち育て花咲かせることをお約束します。」 と述べました。
コレドーレス市の開発担当者アラン・アバルカ氏は、ラ・リベルタ地域総合開発協会がコミュニティーと一丸となって努力を惜しまず、互いに協力し合うことで、自分たちのコミュニティーをより良い場所にできると信じる姿勢を称えました。また、本案件は、他のコミュニティのよき手本であり、回りの地区に与えた影響は大きいと述べ、これを可能にした日本大使館に感謝の意を表明しました。
