令和6年度FEALAC若手リーダー招へいプログラム活動報告(アシュリー・フアレス経済商工省(MEIC)次官室アドバイザー)


本年3月に実施された第24回アジア・中南米協力フォーラム(FEALAC)若手リーダー招へいプログラムに、コスタリカ代表としてアシュリー・ジョセッテ・フアレス・スニガ経済商工省(MEIC)次官室アドバイザーが参加されました。
FEALACは、東アジアと中南米との交流と協力の強化を目的として2001年に設立されたフォーラムです。設立以降、日本政府は、ほぼ毎年FEALAC加盟国内の若手リーダーを対象とした本招へいプログラムを実施してきました。
今回(令和6年度)のテーマは「スタートアップ支援と科学技術の活用」であり、参加者の皆さんは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)や各省庁、JICAによる日本のスタートアップ支援に関する取組みについて学び、また、JETRO広島や広島大学での意見交換が行われました。

フアレス氏より、今回の研修に参加した感想をいただきましたので、以下ご紹介します。
「今回、日本で開催されたFEALACのプログラムに参加する機会をいただきました。これは、同フォーラムの加盟国における、スタートアップのエコシステムの成長に関する私の見識を豊かにする上で非常に有意義な経験でした。この経験を活かし、コスタリカにおいて、イノベーション、規律、長期的なビジョンが企業成長の柱となるようなシステムの再現を支援したいと考えています。コスタリカは、(中南米)地域におけるイノベーションのハブとなるポテンシャルを秘めています。適切な政策、投資、及びセクター間の協力を通じて、グローバルレベルで影響を与えるスタートアップの成長を促進することができます。」