「リベリア病院医療機器整備計画」引渡式

令和8年10月19日
引き渡し式

2026年9月4日、グアナカステ県リベリア市のエンリケ・バルトダノ・ブリセーニョ病院にて、令和2年度 草の根・人間の安全保障無償資金協力「リベリア病院医療機器整備計画」の引渡式が行われ、当館から松本参事官、被供与団体であるエンリケ・バルトダノ・ブリセーニョ病院支援協会からイレネ・ビジェガス会長、リベリア病院からバネッサ・モンティエル院長が出席しました。

本案件では90,900米ドルを贈与し、超音波診断装置と造影剤インジェクターを整備することで、約46万人の地域住民への医療サービスが向上しました。超音波診断装置および新生児用プローブの供与により、年間約450件の追加超音波検査が可能となり、新生児集中治療室において頭部・胸部検査を院内で実施できるようになったことで、他院への搬送が不要となりました。また、造影剤インジェクターの導入により大動脈造影検査の実施環境が整備されるとともに、これまで実施できなかったEVAR(腹部大動脈瘤に対する血管内治療)が可能となり、血管外科医療サービスの拡充および患者負担の軽減に寄与しています。

ビジェガス会長は、歓迎の言葉を述べるとともに、プロジェクトを無事に完了できたことへの喜びを表明しました。また、供与された医療機器のおかげで多くの患者をリベリア病院で受け入れられるようになったことについて、日本国民に感謝の意を表しました。

モンティエル医院長は、本案件による機材供与はリベリア病院の医療サービスを強化するものであり、より迅速な診断、より精密な処置、そして患者へのより安全で質の高い医療の提供を可能にするものであると述べました。また、日本国民および日本大使館関係者に対し、感謝の意を表しました。

松本参事官は、本案件の完遂に向けて尽力した関係者に感謝の意を表するとともに、供与された医療機器によりサンホセへの患者搬送が減少し、医療の質が向上したことを大変喜ばしく思うと述べました。また、医療は重要な支援分野であり、本支援は日本国民の協力によって実現したコスタリカと日本の友好の証であることから、供与された医療機器を大切に活用してほしいと述べました。最後に、コスタリカ国民の生活向上に貢献している社会保険庁および病院関係者の皆様の努力と貢献に敬意を表しました。