令和5年度天皇誕生日祝賀レセプションの開催

令和6年3月12日
(有吉大使挨拶)
(有吉大使挨拶)
 2024年2月15日、大使公邸において令和5年度天皇誕生日祝賀レセプションを開催いたしました。レセプションには、アンドレ・ティノコ外務大臣、ヘラルド・カンポス法務大臣、アリス・ナジュリベ文化青年大臣、パウラ・ボガンテス科学技術通信大臣、ダマリス・バルガス最高裁副長官等のコスタリカ政府関係者のほか、外交団、政治、経済、文化、スポーツ等各界から約260名が参加しました。
 式典で、有吉大使は、先月1月に起きた能登半島等を震源とする地震に対するコスタリカ政府及び国民の皆様からのお見舞いの言葉と連帯の表明に対し、感謝の意を表明しました。また、今月2月に日コスタリカ外交関係が89周年を迎えることを祝しつつ、これまでの良好な二国間関係の軌跡に触れ、今後、文化・経済・開発協力等の様々な分野において、さらなる交流及び発展を目指していく旨発言しました。
 アンドレ外務大臣は、日コスタリカの友情・協力関係が89周年を迎えることを祝し、両国の外交関係は、相互の尊重と、科学・テクノロジー・通商・教育・健康等、様々な分野でのJICAを中心とした日本の協力によって成り立っていると述べられました。また、日本はコスタリカにとって非常に重要な経済パートナーであり、伝統と革新を有する国である日本と、環境保護分野等における一層の協力関係強化を期待する旨述べられました。
 会場では、サンホセ日本人学校の生徒による両国国歌斉唱が行われ、来場者の方々と一体となって歌ったほか、コスタリカ柔道連盟による柔道のデモンストレーションが披露されました。また、寿司やそば等の和食や、現在日本がユネスコ無形文化遺産に申請中である「伝統的酒造り」の一種である日本酒等を提供し、日本の豊かな食文化を広くアピールしました。サンホセ市と姉妹都市の岡山市や、プンタレナス市と姉妹都市の気仙沼市、2020年東京オリンピック・パラリンピックでコスタリカ代表団のホストタウンを務めた長野県松川町の地方紹介ブースを設置し、松川町の生徒の皆さんによる折り紙作品の配布を行う等、日本の地方都市の魅力や日本文化発信を行いました。その他、コスタリカに駐在する日系企業13社(現地代理店を含む)の展示ブースや、JICA及びITTO(国際熱帯木材機関)による開発協力の展示ブース等も設置し、様々な分野における日コスタリカ関係の強い結びつきを示すことができました。
 日本国大使館は、今後もこのようなイベントを通じて、日本文化発信及び対日理解促進に努めていきます。
(アンドレ外相挨拶)
(大使夫妻及びアンドレ外相夫妻による鏡開き)
(日本人学校の生徒による両国国歌斉唱)
(日系企業展示ブース)
(地方紹介ブース 左から、アンドレ外相夫人、有吉大使夫人)
(柔道連盟による柔道デモンストレーション)