広報スクール・キャラバンの開催

平成29年4月27日
ヌエボ・デ・サント・ドミンゴ学校(Liceo Nuevo de Santo Domingo)


(スクールキャラバンに参加したヌエボ・デ・サント・ドミンゴ学校国際科の生徒の皆さん)

  4月26日(水)、エレディア市のヌエボ・デ・サント・ドミンゴ学校(Liceo Nuevo de Santo Domingo)を訪問して、広報スクール・キャラバン事業を実施しました。

  この広報スクール・キャラバンは、コスタリカ国内の中学校、高等学校等を日本大使館の館員が訪問し、日本の文化、社会、教育、国費留学制度等を紹介しながら、日本に対する理解を深め、親近感を持って頂くために実施しているもので、今回のキャラバンではヌエボ・デ・サント・ドミンゴ学校の国際科の生徒の皆さん90名に参加して頂きました。

  この学校には、日本の文部科学省国費留学制度(教員研修留学)により、2006年から2008年まで、日本の教育制度や日本語・日本文化を学ぶために日本の大学に留学されていたアンヘリカ・モントーヤさんが教鞭を執っていることもあり、生徒の皆さんは日本のことに詳しく、同校を訪問した館員に日本語で挨拶してくれました。

  キャラバンでは、はじめに日本の多様な文化、自然の美しさ、ハイテク、ポップ・カルチャー等を紹介したビデオを上映しました。次に、日本の地誌、社会、文化、教育、日本語等について、パワーポイントの資料を使いながら紹介すると共に、日本に関するクイズ等を交えながら、楽しく学習しました。日本に関するクイズでは同校の生徒さんは日頃から日本のことを学んでいるだけあって全問正解で館員を驚かせていました。

  説明会の後は、生徒の皆さんは浴衣を試着したり、生徒の皆さんの名前を習字で書いたり、癒やし系ロボット「パロ」のデモンストレーション等を行いながら、生徒の皆さんと、当館館員と、そしてパロと一緒に交流を図りました。

  同校のフリオ・セサル・ヘルナンデス校長からは、「キャラバンは大変面白い内容だった。参加した生徒達も日本に対する関心がさらに高まったと思う。日本大使館と今後も交流を深めていきたい。次回はぜひ日本文化紹介事業を当校で開催してほしい。」との感謝のお言葉を頂きました。

  また、今回のキャラバンに参加した生徒の皆さん達からは、「とても面白かった」、「日本に留学してみたい」、「日本のことをもっともっと知りたい」、「日本大使館が自分たちの学校に来てくれて嬉しい」等の言葉を頂き、日本大使館としても同校を訪問させて頂き大変有意義であったと思います。

さぁ!次はあなたの学校の番ですね!日本大使館が皆さんの学校にお伺いしますのでご希望がある場合には日本大使館まで気軽に連絡下さい。

 
(説明会では皆さん熱心に耳を傾けていました)  (質問に元気よく答える生徒の皆さん!)
 
(挨拶する河本書記官と有山派遣員)  (左から帰国留学生のアンヘリカ教諭、ヘルナンデス校長、河本書記官、リヒア職員)