小松大使のフアン・モラ・フェルナンデス国家勲章の受章
令和6年1月25日

(左から、アンドレ外相と小松大使(当時))
約3年間に渡るコスタリカでの任務を終えた小松大使(当時)は、当国政府より「ファン・モラ・フェルナンデス国家勲章大十字銀章」を受章しました。同勲章の伝達は、アンドレ外相より外務省「黄金の間」にて行われました。
アンドレ外相は伝達式において、小松大使が在任中、技術・教育・開発分野におけるイニシアチブを推進し、両国の友好関係と二国間協力の強化に精力的に取り組んだことに対し、ファン・モラ・フェルナンデス国家勲章大十字銀章をチャベス大統領に代わり授与することを光栄に思う旨述べました。また、小松大使がコスタリカ国民の愛情を一身に集め、日本文化の振興に尽力した功績は、コスタリカの地域社会に永続的な軌跡を残したとし、本叙勲を通じて、日本の方々と日本政府に心からの感謝を表明しました。
小松大使は、本受章はコスタリカ及び日本の方々の双方の友情、相互理解及び協力の前進を評価し、祝うものと受け止めており、両国の未来の関係強化に繋がるためのものであることを希望する旨述べました。日本に帰り、大使の職を辞しても、コスタリカのよき友人であり続けること、また、新しい立場においても、可能な限り両国の友好親善に微力ながら貢献したいと願い続けることに変わりはないと言い表しました。
なお、ファン・モラ・フェルナンデス国家勲章大十字銀章は、コスタリカの初代国家元首の名を冠しており、コスタリカ外務省によると、同元首は、質素さ・謙虚さ・愛国心を特徴とする教師の事であり、同時に、自由と進歩の基礎となる教育を非常に重視し、優れた才能と能力で国の運命を導いたとのことです。

(ファン・モラ・フェルナンデス国家勲章大十字銀章)