平成29年度天皇誕生日祝賀レセプションの開催

平成29年12月15日

(伊藤大使夫妻とファジャス第一副大統領夫妻)

  12月6日,大使公邸において平成29年度天皇誕生日祝賀レセプションを開催いたしました。レセプションには,ファジャス第一副大統領,ソラーノ外務次官をはじめコスタリカ政府関係者,外交団そして政治,経済,文化,スポーツなど各界から約270名が参加しました。

  式典において,伊藤大使は,村上春樹の著名な作品である「1Q84」の一節を引用し,日本においてコスタリカが持つ「平和と環境を愛する国」というイメージについて紹介しました。また,両国が2018年ロシア・サッカーワールドカップに出場できることをお祝いすると共に,すべての参加国の成功を祈っている旨述べました。
伊藤大使挨拶文全文

  ソラーノ外務次官は,今年5月の薗浦外務副大臣のコスタリカ訪問やゴンサレス外相の日本訪問について触れ,人権や核軍縮等様々な分野で二国間関係がこの一年でさらに深まったと述べました。さらに,JICAのボランティアを通じた技術協力をはじめとする日本からの協力について謝意を表明しました。

  会場では,天ぷらを招待客の皆様の前で調理し振る舞ったほか,お寿司をはじめとする日本食,梅酒などの日本産酒類を提供し,好評を博しました。また,コーラスグループKEM-BIXが日本の歌や,日本とコスタリカの国歌を披露し,多くの招待客を魅了しました。さらには,日系企業関連展示コーナー,サンホセ市の姉妹都市である岡山市と2020年東京オリンピックでホストタウンとなる長野県松川町の地方紹介ブース,日本の開発協力紹介ブース等をもうけ,多くの方々に楽しんでいただきました。

  日本大使館はこれからも,このようなイベントを通じて,日本とコスタリカの両国民の結びつきが深まるよう努めていきます。

 
(コーラスの皆さん)  (乾杯の様子)
 
(天ぷらの実演)  (満員の会場)