JICAの三野正二郎シニア海外ボランティアが柔道の練習を指導しました!

平成30年10月23日

(三野正二郎JICAシニア海外ボランティアとコスタリカの柔道家)

  今般,新たにJICAシニア海外ボランティアとして,コスタリカ柔道連盟に配属された三野正二郎さんが,10月21日に実施されたコスタリカ柔道連盟の合同練習に参加し,他の柔道コーチの皆さんとともにコスタリカの若き柔道家の指導を行いました。

  三野さんは,今後2年間,コスタリカ.柔道連盟に所属し,同連盟の監督やコーチの指導力の向上,並びに,練習方法の改善を目的として助言や指導を行う予定です。また,コスタリカ国内の柔道強化選手への指導や,サンホセ、アラフエラ、モラ、カルタゴ サントドミンゴに所在する柔道場への巡回指導の取り組みも期待されています。

  三野さんは,昨年も約6ヶ月間,ボランティアとしてコスタリカ柔道連盟で青少年柔道家の指導,育成に関わっていたことから,ドゥドリー・ロペス・コスタリカ柔道連盟会長をはじめ,同連盟の監督,コーチ,選手等とも旧知の間柄であり,合同練習は終始和やかな雰囲気の中で行われました。

  合同練習は,少年の部,青年・成人の部の二部構成を行われましたが,三野さんはいずれの練習にも参加し,手技、腰技、足技、押さえ込み技等の柔道技法に関する実技指導を精力的に取り組みました。

  皆さんもご承知のとおり,2020年7月にはオリンピック・パラリンピック東京大会が開催されます。三野さんとコスタリカ柔道連盟の積極的な取り組みにより,柔道のコスタリカ代表選手が,その東京大会で見事な成績を収めることを期待しています。

 
(手業の指導)  (参加者一人一人に声をかけながら指導)
 
(投げ技の指導)  (礼に始まり,礼に終わる柔道の礼節も指導)