日本大使館は国立音楽センター附属音楽学院に楽器などの器材を供与しました!

令和元年8月12日

 
(伊藤大使,ゴニ代表,ヘルナンデス次官,モラ代表)  (引渡式に参加した伊藤大使他参加者の皆さん)
  8月9日,日本大使館は,草の根文化無償資金協力プログラムにより,国立音楽センター附属音楽学院に対して,楽器などの器材を供与し,その引渡式が国立音楽センターで行われました。供与額は米貨90,288ドル(約5100万コロン)です。

  このプロジェクトは,国立音楽センター附属音楽学院に新たに増築される音楽教室及び講堂の整備に必要なグランド・ピアノ,チューバ,ホルン,電子ピアノ等の楽器をはじめ,音楽教室用の椅子,譜面台等を供与し,音楽教育を通じた青少年の健全な育成,音楽を通じた文化教育の振興,音楽家としての人材育成等に貢献することを目的としています。

  引渡式には,伊藤大使,アレハンドラ・ヘルナンデス文化省次官,ガブリエル・ゴニ国立音楽センター代表,ガブリエラ・モラ音楽学院代表他,同学院の生徒及び父母の皆さんが多数参加しました。

  伊藤大使は,「日本大使館と国立音楽センター,附属音楽学院は,長きにわたり固い絆で結ばれ,友情を育んでおり,本日,器材の引渡式を行うことができ,大変嬉しく思っております。このプロジェクトによって,音楽を通じて日本とコスタリカ両国の関係がさらに発展するとともに,コスタリカにおける青少年の健全な育成,音楽を通じた文化教育の振興に貢献すること寄与することを祈念いたします。」と述べました。

  引渡式の最後に,児童音楽教室のガエル・セキーラ君(6歳),日本の文部科学省帰国留学生のアンドレス・モラさん及びコスタリカ青少年交響楽団によって,供与器材を使用してミニコンサートが開催しました。
   

 
(伊藤大使挨)  (アレハンドラ・ヘルナンデス文科次官挨拶)
 
(ガブリエル・ゴニ国立音楽センター代表挨拶)  (ガブリエラ・モラ音楽学院代表挨拶)
 
(コスタリカ青少年交響楽団によるミニコンサート)  (アンドレス・モラ帰国留学生によるピアノ演奏)
 
(ガエル・セキーラ君によるピアノ演奏)  (供与器材の一部)