コスタリカ・フェンシング連盟に公式試合用ピストを供与しました!

平成29年7月10日

(引渡式に参加した伊藤大使、クルス会長及び選手の皆さん)

  7月7日(金)、シウダ・コロン体育館で開催されたコスタリカ国民体育大会・フェンシング大会において、2016年度草の根文化無償資金協力「コスタリカ・オリンピック委員会スポーツ器材整備計画」により、コスタリカ・フェンシング連盟に供与したフェンシング公式ピスト(試合用のコート)5セットの引渡式が行われました。

  この引渡式には、伊藤大使、ルイス・クルス・メレンデス(Luis Cruz Meléndez)コスタリカ・フェンシング連盟(FCE)会長をはじめ、ドゥドリー・ロペス・ウリベ(Dudley López Uribe)コスタリカ・オリンピック委員会(CON)理事、フェンシング連盟選手及びその家族の皆さん約200名が参加しました。

  はじめにクルス会長から「日本大使館はスポーツを通じてコスタリカの発展の多大に尽力しており改めて感謝申し上げます。この度のフェンシング連盟への公式ピスト器材供与は、コスタリカ・フェンシング界の技術レベルの向上に寄与するのみならず、青少年の健全な育成にも貢献するものです。この器材を活用してコスタリカの選手が東京オリンピックに出場できるように鋭意努力して参ります。」と述べました。

  次に伊藤大使から、「本日、この大会にお集まりの皆さんの前で、コスタリカ・フェンシング連盟への公式試合用ピストの供与について、ご報告が出来ることを大変嬉しく思います。皆様もご承知のように2020年には東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。私はその大会にコスタリカの選手が出場し、表彰式のセンターポールにコスタリカ国旗がはためく姿を是非見たいと思っています。今回の器材供与が、そのための一助になれば幸いです。」と述べました。

  コスタリカ体育大会フェンシング大会は7月7日(金)~8日(土)の2日間開催され、伊藤大使は男子及び女子フルーレ種目の表彰式にも参加し、成績優秀者にメダルを授与しながら、その健闘を称えました。

 
(挨拶する伊藤大使とクルスFCE会長)  (左からクルスFCE会長、伊藤大使、ロペスCON理事)
 
(表彰式に参加した伊藤大使)  (今回供与したフェンシング公式試合用ピスト)
 
(供与器材による国民体育大会フェンシング大会)  (供与器材による国民体育大会フェンシング大会)