文化交流の促進に関する同意が成されました(令和5年9月5日)

令和5年9月12日
関係者との写真
意見交換の様子
9月5日(火)、京都外国語大学と同学と交流協定を持つコスタリカの3つの博物館(国立博物館、翡翠博物館、中央銀行博物館(通称:プレコロンビアン黄金博物館))の間で、日本とコスタリカの文化交流の促進に資するイベント実施に向け意見交換が行われ(当館同席)、その後同日、大使公邸にて、右団体に加え、コスタリカの多くの歴史的に重要な書物を所蔵する国立図書館の代表者他を交えて、当館との間で様々な文化交流に関する意見交換を行いました

その一つとして、日本とコスタリカ外交樹立90周年の年にあたる2025年に、京都外国語大学と3つの博物館は、共同して文化イベント(具体的には、日本の縄文時代をテーマにした展示会)を実施するために、協力を続けていくこと及びそのイベントを機に更に文化交流を深めていくことに同意しました。

また、日本・コスタリカ含む諸外国で抱えている、古典などの重要書物の修復にかかる技術者の不足、及び同修復作業などに用いる和紙の製造から調達に亘る問題などを聞き、今後の協力に向けた意見交換も行いました。

日本とコスタリカ両国の記念すべき年(2025年の外交樹立90周年)を機に、文化交流・協力関係が一層深まることが期待されます。
注:当館との意見交換の場にプレコロンビアン黄金博物館の代表者はやむを得なく欠席しました。